いとあはれに

感情分類
悲しみ・哀れ
身体部位
極性
neutral
強度
low
人物
一般男性
人物の性別
unknown
作品
枕の草紙
コマ番号
97
NDL 書誌 ID
888880
りだちば、いと寂々しう口をしきに、賀茂の臨時の祭は、還立の御神樂などにこそなぐさ、慰めらるれ。庭火の烟の細う上りたるに、神樂の笛のおもしろうわなゝき、細う吹きすましたるに、歌の聲もいとあはれに、いみじくおもしろく、寒く冴え氷りて、打ちたる衣もいと冷う、扇持たる手の冷ゆるもおぼえず。才の男ども召して飛びきたるも、人長の心よげさなどこそいみじけれ。里なる時は唯渡るを見るに、

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