いとあはれなり
- 感情分類
- 悲しみ・哀れ
- 身体部位
- 顔
- 極性
- neutral
- 強度
- low
- 人物
- 不明
- 人物の性別
- unknown
- 作品
- 枕の草紙
- コマ番号
- 119
- NDL 書誌 ID
- 888880
にこそと思し惑ひて、風は袖八九嵐木枯0三月ばかりの夕暮に、ゆるく吹きたる爾威いとあはハなり。騒が月ばかりに、しう吹きたるに、雨に交りて吹きたる風、夏通したる綿絹の、汗の香など乾き、いとあはれなり。雨の足橫ざまに、生絹の單衣に、引き重れて著たるもをかし。この生絹だにいと暑かはしう、捨てまほしかりしかば、いつの間にかうなりぬらんと思ふもをかし。曉かうしつまど格子妻戶など押し上













