メカニック・エンジン・カンパニーの消防帽

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メカニック・エンジン・カンパニーの消防帽

分野
美術
museum
国立アメリカ歴史博物館
objectType
消防帽
日付
1839〜1859年
作成者
メカニック・エンジン・カンパニー(Mechanic Engine Company)
18世紀後半から、一部の義勇消防士は、混乱した火災現場で自らを識別するために、所属する消防隊の名を描いた帽子を着用するようになった。19世紀を通じて、こうした消防帽はより装飾的になり、歴史上の人物の肖像、愛国的な情景、寓意的な図像、あるいは消防隊の象徴が、隊の名称・標語・創設年とともに描かれるようになった。圧縮フェルト製のこれらの「煙突形(ストーブパイプ)」帽子は、主にフィラデルフィアで用いられたが、ボルチモアやワシントンといった近隣の都市でも採用された。消防帽は個人の持ち物であり、所有者のイニシャルが帽子の上部に描かれることが多かった。これらの帽子は火災の際に着用されたが、より口語的には「パレード帽」として知られている。消防隊は当時数多く催されたパレードで行進するのが常であり、これらの装飾的な帽子は当時の視覚文化の一翼を担った。消防隊の装いにおけるこうした際立った特徴は、隊員たちの文化的・政治的アイデンティティや、労働・宗教・移民といった論争的な主題に対する立場を、しばしば表明するものであった。